仮想通貨界隈で大きな話題となっているのが、カルダノ（Cardano/ADA）の創設者、チャールズ・ホスキンソン氏による新たなプロジェクト「Midnight」のエアドロップ計画です。何と、約3700万ものウォレットにトークンが配布されるという、前代未聞の規模なのです！
Midnightとは？ プライバシー重視の革新的サイドチェーン
Midnightは、カルダノ基盤のサイドチェーンで、プライバシー保護を重視した設計が特徴です。「ゼロ知識証明」という高度な技術を用いることで、機密性の高い商業データや個人データを安全に扱うことができます。企業や個人が安心して利用できる、次世代のプライバシー重視プラットフォームを目指しています。
Midnightでは、ガバナンスに用いられる「NIGHT」トークンと、プライバシー取引を可能にする「DUST」トークンの2種類のネイティブトークンが発行されます。
Glacier Drop：前代未聞の規模！3700万人へのエアドロップ
このMidnightプロジェクトのエアドロップ計画は「Glacier Drop」と呼ばれ、その規模は驚異的です。ビットコイン、イーサリアム、ソラナ、XRP Ledgerなど、主要8つのブロックチェーン上の約3700万のウォレットにNIGHTとDUSTが配布される予定です。
そして、これが一般的なエアドロップと大きく異なる点です。多くのエアドロップでは、VC（ベンチャーキャピタル）や初期投資家への分配が優先されるのが一般的ですが、Glacier Dropでは全てのトークンが一般ユーザーに配布されるのです！条件や制限も一切ありません。受け取ったトークンは、自由に保有、売却、破棄することができます。
チャールズ・ホスキンソン氏のビジョン：ブロックチェーン間の協力
ホスキンソン氏は、現在の仮想通貨業界を「競争」ではなく「協力」の場に変えたいと考えています。Midnightは、異なるブロックチェーンが協力して発展できるような「協調的経済」モデルを採用しており、Glacier Dropもそのビジョンを体現したものです。開発者は様々なチェーンのネイティブトークンで手数料を支払え、バリデーターはどのチェーンからでも報酬を得られます。
VCからの投資を断った理由について、ホスキンソン氏は「ポンジスキームには付き合わない」と断言しています。このエアドロップは、純粋にユーザーに還元するための、信念に基づいた取り組みと言えるでしょう。
Midnightの未来：メインネットローンチは2025年後半予定
現在Midnightはテストネット段階にありますが、メインネットローンチは2025年後半を予定しています。今後の展開に大きな期待が寄せられています。ホスキンソン氏自身も、「Midnightは自分が今取り組んでいるプロジェクトの中で一番楽しいものだ」とコメントしており、その熱意が伝わってきます。
この大規模エアドロップは、仮想通貨業界に大きな変化をもたらす可能性を秘めています。今後の情報に注目しましょう！
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